読書・ダイエット

年末から年明けにウエルベックの『プラットフォーム』『服従』、モアメド・ムブガル・サールの『純粋な人間たち』『人類の深奥に秘められた記憶』を読んでいた。静かな年末を過ごせてよかった。モアメド・ムブガル・サールはちょっと真面目すぎる作家と感じた。ウエルベックくらいのペシミズムややさぐれ感が欲しい。アフリカ社会のこともほとんど知らないし、登場人物たちの顔が思い浮かばなかった。

 

 

ウエルベックのプラットフォーム。登場人物たちの末路は、ある意味自業自得な感じもあって同情の余地もないのだけど、ヴァレリーがとても良いヒロインになっている。

 

 

最近何故か、人類の共生地のようなイメージが浮かんできている。一方で、人間はお互いを適度に無視することで平和状態を保つことができるとも思っている。全ての事柄を話し合い、解決に導こうとするのはそこまで良いこととは自分は考えない。

 

 

年末から年明けにかけてプチダイエット。特別運動などはせず、単に一日1.5食くらいに減らしたのと半身浴をしただけで5kg落とした。数年前にも年末年始の1週間前後で7kgくらい落としたことがあり、食べる量を少なくすれば5kgくらいは簡単に落とせることが再確認できた。夏くらいまでこの体重をキープして、夏にもう3kgくらい落とそうかと思っている。